シェルパ・アンド・カンパニー株式会社 エンジニアブログ

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Search Engineering Tech Talk 2026 Winterを新オフィスで開催しました

こんにちは。AI事業部ソフトウェアエンジニアの神田です。

先日、弊社にて「Search Engineering Tech Talk 2026 Winter」(以降、検索技術勉強会と表記)を会場スポンサーとして開催いたしました。弊社は最近オフィスを五反田に移転したばかりであり、社外のエンジニアの方々を招いての技術イベントは今回が初の試みとなります。

当日は約40名の検索エンジニアの皆様にお集まりいただき、熱気あふれる勉強会となりました。本記事では、検索・自然言語処理に関心のあるエンジニア向けに、当日の内容を報告します。

開催の背景と目的

検索技術勉強会は、「検索」や「検索システム」に関する技術・実践知を持ち寄り、参加者同士が学び合える場をつくることを目的とした勉強会です。今回で10回目の開催となりました。

search-tech.connpass.com

本イベントでは、検索技術に特化した知見を共有し、コミュニティ全体の技術水準の向上に貢献することを目指しました。あわせて、新オフィス移転後はじめて社外のエンジニアの方々をお迎えする機会でもあったため、会場スポンサーとして場を提供し、弊社のエンジニア文化を直接感じていただく場として企画しました。

セッション内容

今回はLT(Lightning Talk)形式で5名の方にご登壇いただきました。

弊社からの登壇

弊社からは2件の発表を行いました。弊社はESG・サステナビリティ領域のサービスを展開しており、統合報告書をはじめとする膨大な非定型データから、必要な情報をいかに高精度に抽出し、検索可能にするかという課題に日々向き合っています。今回はこのような知見を共有する機会となりました。

スポンサーPRセッション(神田)

私からは、弊社の事業内容とAI事業部が取り組んでいる技術スタックについて話しました。統合報告書などの複雑な文書に対する解析や検索を始めとする、ESG領域特有の困難さや面白さをお伝えできたと思います。

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発表の様子(神田)

「MCPサーバーによるESG情報QA」(赤部)

弊社エンジニアの赤部からは、Model Context Protocol (MCP) を活用し、ESG情報に対して高精度なQAを実現する手法について発表しました。ナイーブな検索では満たされないESGドメイン特有の課題と、その解決策を共有しました。

youtu.be

発表の様子(赤部)

全体の傾向

全体を通して強く感じたのは、「複雑な構造を持つ文書の検索」という共通課題への関心の高さです。他の登壇者の方々からも、契約書や見積書などの非定型かつ厳密さが求められる書類に対する検索への取り組みが共有されました。各社、そのドメイン特有の複雑な文書検索に取り組んでおり、より高い水準での高度な検索が実務では求められ始めていることが実感できました。

各発表は以下のイベントページにまとまっているので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

search-tech.connpass.com

運営面での振り返り

新オフィスでの初イベントでしたが、運営について以下の収穫もありました。

  • スムーズな導線管理:新オフィスはビルの入り口からオフィス空間が直結している構造のため、入り口に誘導員を配置せずとも参加者が迷わず到着できました。このため、運営リソースを参加者とのコミュニケーションに集中させることができ、遅れて来場された方もスムーズに受け入れられたのは大きな利点でした。
  • 活発な懇親会:セッション後の懇親会にも多くの方に残っていただき、発表内容の深掘りから実務上の課題に至るまで、各所で技術的な議論が交わされていました。

おわりに

検索エンジニアリングは、LLMの登場により今まさに再定義されている面白い分野です。

弊社では、ESGという社会的意義の大きいドメインにおいて、今回話題に上がったような「複雑な文書構造」を解き明かす検索基盤の開発に努めています。また、そのような複雑な文書に対する解析を実現するためのVLM構築の研究開発なども本格的に進めています。このような課題に関心のあるソフトウェアエンジニアやインターン、プロダクトマネージャーを募集しています。ご応募をお待ちしております。